歯科衛生士 5月
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「「健康なお口健康なお口」」は、は、「「口の機能口の機能」」をを育てる 育てる UNDER20特集 右のイメージ図は、「健やか親子21(第2次)」として厚生労働省が示したものです。「健やか親子21(第2次)」とは、厚生労働省が定めた「21世紀の母子保健の取り組み」の方向性と目標や指標に基づき、関係機関・団体が一丸となって取り組んでいる国民運動です。注目すべきは、ここで示されるトータルな視点での子育て支援の中に「歯科」がしっかりと位置づけられていることです。私たち歯科衛生士も、当然ながら、この「健やか親子21」における子育て・健康支援の捉え方を知っておく必要があります。現在のトータルな子育て支援には「歯科」が含まれている 人間にとって、口の機能を使って「食べる」ことは、「健康に生きる」基本です。この「食べる」ことの基本が育成されるのが、0歳から3歳児までの時期です。この時期にきちんと「食べる」機能が育つことで、おのずと口の自浄作用も備わり、それが将来的に「健康な口」を育てることにつながります。そう考えると、歯科衛生士の子育てサポートは、妊産婦に対してから始まるものと捉えてよいでしょう。 本特集では、この時期を歯科衛生士の子育て支援のスタート期として、その支援内容をまとめます。3歳までの子どもの口の機能の発達をサポートできるDHであろうDHも今や子育て支援職種の一員です!歯科衛生士 May 2015 vol.3924

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