歯科衛生士 2015年8月
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OVER20特集Illustration:飯塚一美“歯を磨くと健康になれる!”患者さんに体験してもらうことがTBIの原点 先月号では、TBIで患者さんに振り向いてもらうには、主訴を引き出すために患者さんの話をじっくり聞くと同時に、相手の状態をよく診ることが大事であり、これをすることで何をお伝えすればよいのかが自然にわかる、というお話をしました。歯科衛生士がTBIをつうじて、患者さんと対話を重ねていくことで、歯・口腔に限らず、全身の健康に関する相談にものることができるため、歯科医院はいわば地域の「健康ステーション」にもなれるのです。 今月号では、患者さんが自発的にブラッシングに取り組めるようにするためのツボをお伝えしたいと思います。新井豊子Toyoko Araiフリーランス歯科衛生士1982年栃木県立歯科技術専門学院卒業現在まで臨床に籍を置くかたわら、学生に歯科衛生士の仕事のすばらしさを伝えたいという思いから、栃木県立衛生福祉大学校歯科技術学部歯科衛生学科で歯科衛生士教育に携わっています。丸森英史Hidefumi Marumori丸森歯科医院院長横浜歯科臨床座談会会員現場から学ぶことを大切にしています。その体験を深めるときには、もちろん学問、知識も必要になりますが、まずは現場でよく見ること、考えることが出発点です。スペシャル対談スペシャル対談後編後編TBIにお悩みのすべての歯科衛生士へTBIのツボを教えてくれる講師は、この2人!27歯科衛生士 August 2015 vol.39

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