歯科衛生士 2017年2月
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Illustration:山田タクヒロ松尾浩一郎Koichiro MATSUO藤田保健衛生大学医学部歯科歯科医師鈴木佐栄子Saeko SUZUKI鶴見中央歯科クリニック[神奈川県]歯科衛生士佐藤久美子Kumiko SATOオリーブデンタルハウス[新潟県]歯科衛生士鈴木 瞳Hitomi SUZUKI藤田保健衛生大学病院歯科・口腔外科歯科衛生士梶川智弘Tomohiro KAJIKAWA藤田保健衛生大学病院医療の質・安全対策部看護長・看護師器具の滅菌・消毒が不十分5清潔域、不潔域の区別があいまい4P.50へP.52へP.42知らずにいたら、医療者として恥をかく! 感染対策のスタンダードを再点検松尾浩一郎、梶川智弘1P.46病院DHが気づいた 歯科でよくある感染対策の非常識鈴木 瞳、鈴木佐栄子、佐藤久美子2非常識 筆者が病院歯科に入職してから、多くの職種と協働していく中で、「歯科は清潔・不潔の区別が甘い」といった厳しい言葉をいただくことがありました。もちろん私たち歯科医師、歯科衛生士も感染対策の重要性は認識していますし、注意を怠っているつもりはありません。しかしながら、歯科での一般的な感染対策を講じていても、他の医療職からそのような指摘を受けてしまう背景には、医科と歯科との感染対策に関する常識の違いや、歯科の認識の甘さなどがあるように思います。 他の医療職種と協働していくためには、歯科衛生士が医科における感染対策の基本知識を身につけることが求められます。この知識は歯科医院でも生かせるものだと思います。歯科・医科間の感染対策のギャップ鈴木 瞳藤田保健衛生大学病院歯科・口腔外科・歯科衛生士41歯科衛生士 February 2017 vol.41

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