歯科衛生士 2017年2月
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OVER65特集たとえば、こんな患者さん、いませんか?日ごろ、患者さんとコミュニケーションをとる歯科衛生士の皆さんなら、ふだんの雑談などから、患者さん自身のからだの変化や身のまわりの出来事などについて情報を得る機会も多いでしょう。そのなかで、以下のような言葉を聞くことはありませんか?ここがフレイルのはじまり!最近、お肉や卵、油ものをあんまり食べないのよねぇ硬いものを食べる機会が減り、咀嚼回数が少なくなると、筋力や唾液分泌量の低下を招きます。筋力、唾液量に影響!Caution!前は好きだったおせんべいやナッツが、食べにくくなってきたんだ高齢患者さんの 食の変化」に気づ 肉や卵、油脂類など「動物性タンパク質」を多く摂取している高齢患者さんは、豆腐や大豆など「植物性タンパク質」を中心に摂取している高齢患者さんに比べ、老化の速度が遅く、病気になりにくいことがわかってきました2-5)。老化のスピード、免疫力に影響!Caution!歯科衛生士 February 2017 vol.4176

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