nico 2017年1月

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−−そもそも、なんで「ガリガリ君」とコラボしたんでしょう？樫田　子どもにかぎらず、大人だって「歯みがきは面倒くさい」「できればやりたくない」と思うことがありますよね。ですが、歯とお口、そして生涯の健康のためには、歯みがきはとても大切。ですから、「子どもたちがどうしたら自分から進んで歯みがきしてくれるようになるのか」を私たちはいつも考えているんです。「どうやったら楽しく歯みがきをしてくれるかな」と考えたときに重要なのが、ハミガキ剤の味。好きな味なら、毎日の歯みがきがいやではなくなります。　実際、子ども用ハミガキ剤を使用している0～9歳児の保護者１４４人に、「歯みがき剤を選ぶときに何を重視しているか」というアンケートをとったところ、「味・香りのタイプ」が52％でもっとも多く、以下「効果・効能」（43％）、「信頼できるメーカ大切なのは味と香り、そしてキャラクター性。ライオンミニクイズ！1①コーラ ②レモンスカッシュ③パイン ④ナポリタンガリガリ君ハミガキで、いちばん最初（2012年）に発売された香味はソーダ香味とどれ？2①味・香りの再現 ②パッケージデザイン③ペーストの色 ④フッ素のはたらきガリガリ君ハミガキの開発時に、ライオンがもっとも重視したこととは？ー」（29％）、「信頼できる銘柄・ブランド」（17％）、「値段が安い」（17％）となりました。　これまでライオンでは、子ども用のハミガキ剤として、クリニカKid'sシリーズなどで、イチゴやメロン、グレープやピーチといったフルーツ系の香味を出してきました。ですが、新たな展開として、人気のある食べ物とのコラボを考えていました。ジュースとかお菓子とか、子どもたちが好むブランドとのコラボです。　キャラクター性があって、子どもが喜ぶ味のもの、誰もが食べたことのあるようなもの……と考えたときに白羽の矢が立ったのが、ガリガリ君だったわけです。　たとえば「ライオンこどもハミガキ ソーダ香味」といってもあまり面白くない。ガリガリ君のソーダ味だから面白いね、試してみようかなとなると思ったんです。これまでも特定のキャラクターの使用はありましたが、味や香りまでコラボして再現したものは、ライオンのハミガキ剤として初の試みでした。−−思いついたあとは、まず最初に何をしましたか？樫田　まずはライセンスが得られるかが重要だったので、さっそくガリガリ君のメーカーである赤城乳業株式会社様に「ガリガリ君をハミガキにしたい」と相談したんです。　ガリガリ君は「（有）ガリガリ君プロダクション（通称ガリプロ）」にてライセンス管理がされています。ガリガリ君は音楽バンド、Tシャツなどいろいろな媒体とコラボしていますが、これまで「口のなかに入れるもの」とはコラボしていませんでした。ですが今回は、「子どもたちの健康に直結するもの」だということと、ライオンの長年の活動が評価され、快く許可をいただきました。クリニカKid's ハミガキジューシーグレープ香味©Disney意外とすんなり？ガリガリ君ハミガキの誕生。答えはp.41にて！その136

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