nico 2017年2月
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お口のなかを見たり…歯周病検診4歯に着色はありますが、よくみがけていて、健康な歯ぐきです。歯周ポケットを調べたり…歯ぐきのみぞにプローブを挿入します。黒い部分はむし歯ではなく詰め物ですので、ご安心を。ズブッと、少し深く入りこみました。挿入した状態の画像をパチリ。パシャッ歯周病は大丈夫かな?ここから歯科衛生士へバトンタッチ。歯科医師は次のかたの検診へ。 歯科医師が歯ぐきの健康測定を行います。歯周病の存在や進行を示す歯周ポケットがないかを、歯ぐきのみぞにまんべんなく「プローブ」という器具を差し込んで調べます。 歯ぐきからの出血や、歯石の沈着もみていきますが、このとき、歯科衛生士が横に控えて検査結果やコメントなどを記録していきます。 エックス線撮影はしませんので、むし歯に関しては、検査に限界があることをあらかじめ伝えています。 ご自身の眼でお口のなかの状態を確認してもらえるように、CCDカメラでお口のなかを撮影します。 歯周ポケットがあるところは、プローブを挿入する前後のようすも撮影。ひととおり撮り終わったら、写真をPCの画面でいっしょに見ながら確認します。 大きく映し出された画像はインパクト抜群。とくに喫煙されているかたは、ヤニがついた歯やメラニン色素が沈着して変色した歯ぐきをみて、「ハッ」とすることが多いようです。ここまでで15分。*プローブとは、歯周ポケットの深さを測定する器具です。先端に目盛りがついていて、深さが何mmかわかるようになっています。プローブを使った検査については、p.52〜53でも詳しくご説明しています。POINTCCDカメラで一目瞭然! 奥歯のこの部分に、プローブが深く入っているのがわかりますか。歯周ポケットができているようですね。39特別企画 日本IBM健保のp-Dental21

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