nico 2017年5月
5/6

山の多い伯方島には、タヌキやイタチにくわえイノシシも生息。夜には畑の野菜や果物を狙って、街のなかまでやってくることも。PICK UP 伯方島イノシシ出没注意!院内感染を防ぐために、チェアや照明、うがい台などは患者さんごとに念入りに消毒します。診療ごとにしっかり消毒10:30メインテナンスの患者さんが来院娘さんの紹介で、2年前から来院してくださっている嬉うれし野のさん。74歳のいまも、被せ物はあっても失った歯は1本もありません。まずは問診から。「最近お変わりないですか?」「そうねえ…」歯周病の検査。飛沫が目に入らないようにタオルで顔を覆います。最後に歯科医師によるチェック。先生の診察を補助します。使用した器具は、擦り減っていないかなどを細かくチェック。歯石を削る「スケーラー」という器具は、刃先を研いで切れ味を保つようにします。器具の手入れも欠かしません。スタッフルームでランチ。飲食店が少ないので、みんな手作り弁当です。13:00午前の診療終了当院の歯科衛生士は私1人。島には若い人が少ないので、新人を募集してもなかなか来てくれません。今日は取材のため少な目に予約を調整していますが、忙しいときは1人で1日16人診ることも。ハードですが、私の腕に患者さんの健康がかかっているとなると燃えますね。私がやらねば誰がやる!MEMO先生も久美子さんもとってもやさしいの。もっと早くから通うんだったわあ。39特別企画 密着! 歯科衛生士の1日

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る