nico 2017年7月
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特 集治療の選択肢 歯を失いはじめたかたにアドバイス。お口の健康の曲がり角、それは40~50代。 歯の大切さは、失ってはじめて身に染みるもの。歯が悪くなってしまってから「若い頃にもっと歯を大事にしておけばよかった」と後悔するかたは多いです。 若い頃は他人ごとだと思っていたお口の健康が、急に気になりはじめる年代というと、40代から50代でしょう。国内の歯科疾患実態調査(平成23年)によると、40代後半に1本程度の歯を失いはじめ、50代後半ともなると、平均で4本程度を失っていることがわかります。若い頃は思ってもみないのですが、歯を失うということは、じつは多くの人にとって他人事ではないのです。 いざ歯を失って治療が必要になったとき、どんな治療を選ぶべきかは、患者さんのお口の状態はもちろん、どの歯を失ったのか、そして患者さんのご希望によっても大きく異なります。それだけに、選択に迷うかたも多いと思います。 そこでこの特集では、どのような治療法があるのか、その選択肢とそれぞれのメリット・デメリットについて、基本的な特徴をわかりやすく整理してみました。歯科医院で治療法について相談される際に、ぜひ参考にしてください。11[特集]治療の選択肢どんなのがある?

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