nico 2017年7月
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ブリッジ 歯を失った場所にダミーの歯を入れるための連結型の被せ物。両隣の歯を橋(ブリッジ)の橋脚のように支えとして使い、被せ物を両隣の歯に被せて固定する。すると歯のない場所にダミーの歯が入り、噛みやすくなって、見た目も回復する。固定式で違和感が少ないかわりに、支えになる両隣の歯を削って被せ物を被せなければならないのが難点。1部分入れ歯 人工歯に床しょうという歯ぐきの土手に乗っかる部分をつけ、残っている歯に部品を引っかけて固定する。クラスプと呼ばれる針金のようなバネを引っかけるタイプや、磁石で固定するタイプ、インプラントで固定するタイプなどさまざまな種類がある。クラスプの素材は、金属のほかプラスチックやラバーなどもある。使用するには慣れが必要で、ブリッジやインプラントほどは噛む力は戻らないが、取り外しが利き、お手入れが楽。2インプラント 失った歯の根のかわりに、チタン製のネジ状の部品(インプラント体)をあごの骨のなかに埋め込み、その上に人工歯を被せる方法。チタンの部品とあごの骨が時間がたつと自然と結合してガッチリ固定されるので、自分の歯と同程度に噛む力や食感が回復する。自立するので、隣の歯を削ったりして支えに使う必要がない。外科手術が必要で、費用がかかること、治療期間がややかかることが難点。3そのそのその連結型の被せ物支えの歯人工歯根(インプラント体)支えの歯床ダミーの人工歯人工歯人工歯バネ13[特集]治療の選択肢どんなのがある?

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