nico 2018年1月
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人工の歯冠。アバットメントの上にネジや接着材でとめる。レジンやセラミックでできていて、インプラントのなかでもいちばん消耗が激しいパーツ。作り直して交換が可能。上部構造インプラント体と上部構造を連結させるパーツ。歯みがきや歯科医院の定期的なメインテナンスをおこたると、接合部に歯石やプラークがつき炎症の元になるので、お手入れがとても重要。アバットメント人工の歯根でチタン製。ネジのように埋め込んでそっとしておくと、ガッチリとあごの骨と結合し、本物の歯のようにしっかりと根付く。結合するには1~4ヵ月程度かかる。よほど強い力が加わらない限りめったに折れない。インプラント体アバットメントをとめるネジ歯根膜あごの骨天然歯との違いは?天然歯は周りを歯根膜(噛む力を感じるセンサー)で包まれているが、インプラント体は直接骨と結合しているので、噛む力の強さを感じにくい。そのため、つい強く噛みすぎて上部構造が壊れやすいので要注意!インプラントの構造ってどうなってる?132018年1月号

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