態癖ー力のコントロールー
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態癖――力のコントロール25図2A-3この患者には図2A-2の患者と同様の癖があったが,左側のみだった.彼女の病歴からこの癖はおそらく首の右側に結核性膿瘍を患っていた時期に身につけたものと考えられた.図2A-4不正咬合は一方で指しゃぶりをしながら,もう一方の手で手枕をして寝る(E)子供に見られた.彼女は,私が最初に診察したときにも指をしゃぶっていた.図2A-5人差し指の指関節が左側の上顎歯に押し付けられている(A).少し想像力を働かせれば,歯槽弓にそれと思われる痕が見えるだろう(D).右側(C)では�(下顎と下顎歯の部分)を手の上に載せて,その手は枕の上に置かれていた.左右の枕癖の相違によって,上顎狭窄の左右非対称性が説明できるかもしれない(B).ABCDEFGABCDEF

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