ファンをつくり出す歯科医院経営
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126きます、といっています。 この取り組みを始めた当初はなかなか気づけなくても、意識して接し続けることで、患者さんに感謝すること(感謝すべきこと)に、どんどん気づけるようになってくる、〝あ〔図表11〕 患者さんに“ありがとう”を表現しているケース・新規の患者さんが自院を選んで来院してくれたこと・ホームページを見て来院してくれたこと・アポイントの約束を守って来院してくれたこと・キャンセルの連絡をしてくれたこと・アポイントの順番を譲ってくれたこと・靴を揃えてくれたこと・口紅を落として受診に協力してくれたこと・説明をよく聞いてくれたこと・指示にしたがってくれたこと・治療しやすいように協力してくれたこと・指導したことを実践してくれたこと・自分、他のスタッフや先生、医院を褒めてくれたこと・リコールに応じて来院してくれたこと・ケアをしっかり行って良い状態を維持してくれたこと・患者さんを紹介してくれたこと・アンケートに協力してくれたこと・医院新聞を読んでくれたこと・次回のアポイントをとってくれたこと……など意識して患者さんに接します。そして、先生・スタッフそれぞれが、一人の患者さんに必ずひとつの〝ありがとう〞を表現できるように努力しています〔図表11〕。 サポート先の先生は「感謝すること(感謝すべきこと)」を意識して患者さんに接するようにすることで、患者さんに感謝すること(感謝すべきこと)が、たくさんあることに気づきます。また、患者さんに感謝すること(感謝すべきこと)に対して、これまで感謝を表現していなかったことに気づ

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