HAインプラントインタビュー
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患者さんの健康寿命を延ばすために歩み続ける「私のインプラント治療の第一目標は、一言で言えば“患者さんの健康寿命を延ばすこと”」と語るのは、日本におけるHAインプラントの先駆者である、FIDIファウンダーの林 揚春氏。治療期間を短縮できるHAインプラントを活用し、よく噛んで、栄養を摂取して、運動できる環境を早く整えてあげる。超高齢社会の今、「林流」インプラント治療はどう輝きを放つのか!?FIDIファウンダー林 揚春 Hayashi YoshiharuHAインプラントとの出会い石本 まず始めに、林先生のインプラント遍歴についてお伺いします。先生が最初に使われたのはどのインプラントシステムだったのですか?林 最初に使用したのは、京セラ社製のバイオセラムインプラントです。1980年代前半、大学を卒業して、すぐに故・保母須弥也先生のところに勤務して2〜3年くらいの頃でしょうか。その後はブローネマルクインプラントでした。ただ、私は専門が補綴だったので、補綴医が手を出すインプラントじゃないと感じて、すぐに敬遠してしまいました。なんというか、外科主導のインプラントシステムだったので「私には無理だな」と思って避けたのです。その次はITIインプラントです。当時は武田孝之先生や飯島俊一先生のコースを受講していました。1990年代前半の話です。石本 HAインプラントを使われるようになったきっかけは何でしょうか?林 ちょうどその頃、インテグラル・インプラント(カルシテック社製、1992年発売)が登第1幕 ×春日井昇平第2幕 ×山道信之第3幕 ×林 揚春46

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