ビジュアル歯周病を科学する
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327歯周病の疫学とリスクファクターCHAPTERCHAPTER2歯周病病因論・感染因子CHAPTERCHAPTER3歯周病病因論・宿主因子CHAPTERCHAPTER4病因論の臨床へのサイエンストランスファーCHAPTERCHAPTER5歯周病の発生CHAPTERCHAPTER12010年 51歳 はフラップをあけると根尖まで2~1壁性の骨欠損があり、多量の不良肉芽組織が認められた。根面を丁寧にSRP、不良肉芽組織を徹底的に除去した。治療に対する応答はよかった。現在、メインテナンス20年が経過するが、歯周病の再発はない。 は付着歯肉がほとんどない状態であるが、問題なく機能している。20年間に にはアブフラクションが生じ、進行していることがよくわかる。エックス線では の遠心の骨はかなり回復しているが、再生ではなく、骨の添加、骨稜の変化であろう。しかし、ポケットも浅くなり、歯周病菌にとって住みにくい環境が維持されている。2008年 49歳

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