CAD/CAM YEAR BOOK 2012
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日本歯科CAD/CAM学会:監修別冊日本歯科CAD/CAM学会:監修別冊発刊にあたって 歯科の各分野の技術が成熟をきわめた昨今にあって、歯科用CAD/CAMはもっとも活況を呈している分野のひとつです。ジルコニア製フレームワークの製作はもはや当然となり、現在ではジルコニア製フルカントゥアクラウン・ブリッジの製作や、さらにはいわゆる「バーチャル咬合器」の臨床応用も模索されはじめています。 このような動きの早い分野に対応するため、小社では2011年度より「CAD/CAM YEAR BOOK」と題し、企業各位、および臨床家・研究者各位のご協力を得て、できるだけ多くの最新情報、そして歯科用CAD/CAMシステムをベースとした近未来の補綴治療についてお伝えするための別冊の刊行を開始いたしました。2年目となる本年は12社のご賛同と13名の臨床家のご協力を得て、各システムの詳細をご紹介いただいております。また、昨年に引き続き、識者による総説論文を2編、そしてドイツQuintessenz Verlag GmbHの「International Journal of Computerized Dentistry」の最近の掲載論文の中からとくに有意義な論文を2編、併せて掲載いたしました。本誌が、読者諸氏の歯科用CAD/CAMシステム選択の指針となり、よりよい臨床応用、ひいては患者さんへの貢献につながることを祈念いたします。2012年11月 クインテッセンス出版株式会社

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