CAD/CAM YEAR BOOK 2012

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35ジルコニアフレームワークを使用した固定式補綴装置の10年間の臨床的評価ジルコニアフレームワークを使用した固定式補綴装置の10年間の臨床的評価Sax C*1/Hämmerle CH*2/Sailer I*3*1Med dent.*2Prof Dr med dent.*3PD Dr med dent.all at: Clinic for Fixed and Removable Prosthodontics and Dental Materials, School of Dental Medicine, University of Zurich, Switzerland.<翻訳>寺嶋宏曜(大阪府箕面市開業:寺嶋歯科医院)/大西清知(大阪府大阪市開業:ライフデンタルクリニック)/九十九 清行(大阪府大阪市開業:九十九歯科クリニック)/中野喜博(大阪府大阪市:名取病院歯科口腔外科)【要旨】目的: この実験の目的は、ジルコニアフレームを使用した固定式補綴装置(FDPs)の長期の臨床的生存率と技術的・生物学的合併症について評価することである。材料と方法: 1装置以上のFDPs を必要とする45人の被験者に、3~5ユニットのジルコニアFDPs、57装置を装着した。 フレームワークは、最初のホワイトステージのジルコニアとプロトタイプのcomputer-aided manufactur-ing(CAM)システム(direct ceramic machining, DCM)を使用して製作した。 プロトタイプの前装用陶材を築盛したFDPsを接着・機能後、6ヵ月、1・2・3・5・8・10年間にわたり、技術的および生物学的合併症について調査した。さらに支台歯およびコントロール歯の歯周状態を評価した。 統計処理に関しては、記述統計、カプランマイヤーの生存分析、multiple mixed eff ects regression testsを使用した。結果: 26個のFDPsを装着した21人を平均10.7±1.3年間調査した。合計16FDPsがフォローアップ中に喪失した。15個のFDPsが技術的もしくは生物学的合併症により再製された。したがって、FDPsの10年生存率は67%

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