今、問われる患者目線のインプラントとは?
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243SCA Kit 移植材料については,造成材料のボリュームを増加させる,あるいはリモデリングの間の移植材料の吸収を防ぐために,多くの場合自家骨は代用骨と併用されてきたが,最近では代用骨単独で行われることが多い. この操作を繰り返しながら,造成材料のボリュームを増加させる.4)治療ステップ④:インプラント埋入 φ4.3×8.5mmのNobelActiveTMインプラントを埋入(症例2-j).治癒期間はインプラントの初期固定と既存骨の量で決まるが,基本的には4~5ヵ月としている(症例2-k~m).症例2-j φ4.3×8.5mmのNobelActiveTMインプラントを埋入.症例2-k ソケットリフト後のデンタルX線写真.根尖側に約5mm,上顎洞粘膜が挙上できていると思われる.7はバイコーチカルサポートで埋入した.症例2-l 術後4ヵ月のデンタルX線写真.ソケットリフト部の骨の緻密化が進んでいる.症例2-h①,② ボーンコンデンサー(h①)を用いて垂直的に骨補填を行う.この際も,必ずストッパーをつけて注意深く骨の充填を進め,コンデンスする.症例2-h①症例2-h②症例2-i①,② ストッパーをつけたボーンスプレッダー(i①)をエンジンに取り付け撹拌し,上顎洞粘膜を側方に剥離する.症例2-i①症例2-i②症例2-m①,② 上部構造装着時(ソケットリフト後5ヵ月)の口腔内写真とデンタルX線写真.インプラントは十分な骨によって支持され,補綴物も安定している.症例2-m①症例2-m②

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