Peri-implantitis
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2 診断29図2-15 従来のX線写真検査だけでは骨吸収、特にインプラントの口蓋側や舌側の骨欠損をみつけるためには不十分である。外科的に歯肉弁を開くことで、X線写真上ではみられない口蓋側の骨欠損と頬側の骨の裂開を明らかにすることができる。図2-16 再現性のあるX線写真を得るために、標準化されたフィルムホルダーを用いてインプラントの良質な画像を撮影する必要がある。同じインプラントを撮影した2枚のX線写真は、写真撮影に用いられる技術が疾患の解釈に影響を及ぼす可能性があることを示唆している。正しく撮影されたX線写真では、スレッドが明確に描かれ、不完全に取り付けられているアバットメントや骨吸収の進行をみつけることも容易である。不正確な撮影のX線写真正確な撮影のX線写真

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