Peri-implantitis
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1215 リスクファクター インプラント埋入時にGBR法が行われた場合、骨補填材料の顆粒は軟組織によって被包化され、あたかも異物のような役割を果たすことがある。これによりインプラント周囲炎が発症した場合、骨に置換されなかった骨補填材料や肉芽組織は外科的に除去する必要がある(図5-33)。図5-32 インプラントとクラウンのセメント合着にX線透過性のセメントが用いられた。ポケット内に余剰セメントが残ると、合着後インプラント周囲の骨吸収と感染が急速に進行する。なぜなら、透過性のセメントはX線上で確認できないため鑑別診断が難しいからである。その結果、このような部分を洗浄するために外科的手法が必要になる。荷重負荷時のX線写真補綴物装着数日後の口腔内写真補綴装置の装着数日後のプロ―ビング時の出血とX線写真セメントべニア片の除去

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