プロフェッショナルデンティストリー STEP4
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顎顔面の軟組織と硬組織を調和させるということは、すなわち治療を行おうとする患者の審美と機能を調和させるということである。そのためには明確な基準が必要である。審美補綴の基準を定めるにあたっては、Fig.1-1に示した顔面の審美、口唇との関係、歯の審美について考えなければならない。Fig.1-1 審美の基準(顔貌の審美、口唇との調和、歯の審美)1)midline顔面の中心線と上顎前歯の正中線が一致していることocclusal planeincisal edgeを遠心に延長したラインがそろっていることincisal edge上顎中切歯切縁の長さと幅、方向がそろっていることgingival levels前歯から臼歯に続く歯頸ラインがそろっていることsmile lineocclusal planeと下口唇のバランスがとれていることChapter 1全顎的機能回復に必要な項目Chapter 1-1審美の基準――軟組織と硬組織を調和させる意味とは――12

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