新装版 歯科臨床医のための いざという時、この処方!
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以下のものも可・トミロン錠100 1回1~2錠・オラセフ錠250mg 1回1錠セフェム系抗菌薬消炎鎮痛薬以下のものも可・ボルタレン錠25mg 1回1錠・ブルフェン錠100 1回2錠・ポンタールカプセル250mg 1回1カプセル以下のものも可・ムコスタ錠100mg 1回1錠・つくしA・M配合散 1回1.3g胃腸薬〈抗菌薬使用の鉄則〉・ 使い慣れたものを:薬効,副作用について,過去の投与経験に照らして十分判断できるものを選択し,投与する.・ まず3日,追加はその後:1日程度で著効がないからといって,無効と判断するのは早計.膿瘍や腫脹などは,抗菌薬が作用して菌が死滅すれば見かけ上,大きくなることもよくある.あわてず,じっくり効果判定し,必要があれば追加する.無効と判断すればまったく違う系統の薬剤に切りかえる.・ 十分量を短期間:1日3回服用すべきところを1日2回あるいは1日何回も服用する患者がいる.このような服用は耐性菌を作るだけ.十分効果のある薬を短期間きちんと服用し,必要な効果が得られたら,パッとやめるほうがよい.A-1-b セフェム系抗菌薬p.29参照18

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