新装版 歯科臨床医のための いざという時、この処方!
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高齢者の投薬高齢者の投薬生理的に代謝機能は低下している〈前提1〉〈前提2〉注 意投与量の加減患者が投与されている薬剤をすべて調べてから投薬する主治医に紹介状を書き,こちらで投与した薬剤を示して,投薬の可否の指示を仰ぐ〈方 法〉あるいは 合併症を持っている(他に投薬を受けている)ex.高血圧,心疾患,糖尿病,肝疾患,腎疾患,パーキンソン病 etc.注 意薬剤の相互作用に注意血漿タンパク質↓ NSAIDs↑肝↓ 抗菌薬↓腎↓ 抗菌薬↓1.老化という現象はきわめて個人差が大きい.2.基本的には少量から使用していくことが大切.3.一般的に通常成人量より少ない量でよいことが多い.4.抗菌薬はこの限りではないと考えてよい.〈高齢者(老人)に対する薬物使用上の注意〉「紹介状の書き方」(p.55, 67参照)74

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