スタッフのいまどきマナー
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18人材育成バイブル本 知らないと院長が損をする! スタッフの“いまどき”マナー[身だしなみ] 見た目が良いとはどういうことでしょうか? 研修先にうかがう際、「身だしなみを整えて参加してください」と告知したにもかかわらず、清潔感のない髪型やメイクで参加する方がいらっしゃいます。どうしてだろう? やる気がないのかな? と疑問に思い本人に話を聞くと、必ずと言っていいほど「自分はきちんとしてきたつもりです」という回答が返ってきます。そうなんです! 本人は気づいていないのです。 髪型やメイク、服装など、「これでいいだろう」という、自分目線でしか考えられていない方なのです。身だしなみは自分本位ではなく、相手が受ける印象を考えなければなりません。相手にとってあなたの印象が「快」か「不快」か。また「おしゃれ」は自分が楽しむためにするもので、「身だしなみ」は相手を気遣うためにすることです。ご自身の髪型やメイクの評価を自分で判断せず、先輩や上司に一度聞いてみてください。身だしなみは、自分本位ではなく相手本位。原則15 ビジネスマナーの研修のときのことです。一見ダメ出しをするところもないのですが、何か違和感があり、「今日の服を決めた理由は何ですか?」と質問を投げかけました。「なんとなく……」という返事が返ってきました。一方私は、研修で初めてお会いする方たちだからと考えて、ブラウスはピンクのものを選びました。メイクもピンク系の優しい雰囲気で場を和やかにしようと。このように服、メイク、靴を選んだ経緯をお伝えしました。研修後のアンケートでは、身だしなみを真剣に考えていなかったが明日からは自分がどう見られたいか考えたい、また、相手の立場に立って選びたい、といううれしいフィードバックをたくさんいただきました。 ビジネスパーソンとして髪型、靴、スーツ、ネクタイ、ワイシャツ、ブラウス、メイク、かばん、筆記用具、名刺入れなどの身だしなみを真剣に考えて選んでみてくださいね。髪型、靴、ブラウス、メイク、かばん、筆記用具は、何を選ぶかを考えることもマナーのひとつです。原則16

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