スタッフのいまどきマナー
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 第三者を介して報告するのは、無責任な行為です。また、あなたに指示をした方にも失礼な行為にあたります。指示した側は、「どうなったか?」と気にかけています。経過や結果を、直接報告しましょう。 ミスやトラブルが起きた場合、叱られることをおそれたり、避けたいという心理がはたらきますが、すぐに歯科医師や先輩、同僚などに状況を報告しましょう。冷静な判断をし、的確なアドバイスでミスやトラブルを最小限にとどめることができることもあります。起きたことは変えられません。ベストな対処法を見出し、問題解決することを優先しましょう。 歯科医師や先輩が忙しそうで伝えるタイミングを見計らっていませんか? 重要な情報を伝えなければいけないときは、タイミングを見計らっている場合ではありません。 「何でもっと早く言わなかったの?」とトラブルや判断ミスになる前に、迅速に伝えましょう。その際に「お忙しいところ恐縮ですが……」など、クッション言葉を忘れないようにしましょう。 指示を受けたことを忘れないためにメモを取りましょう。数字や金額の間違いなどトラブルになりやすい事柄は必ずメモをし、確認しましょう。また、複数の指示があった場合、優先順位をつけるためにも可視化することは重要なスキルです。メモがないと、指示した側、指示された側が「言った」「聞いてない」の空中論になってしまったり、責任転嫁していては人間関係が悪化するばかりです。そうならないためにもメモを取ることは重要です。2.「報告」とは――あなたに指示をした歯科医師や先輩に直接、報告しましょう。歯科医師や先輩の指示・命令に対して、経過や結果を知らせることミスやトラブルはすぐに報告しましょう。重要な報告はすぐに行いましょう。メモをする習慣を身につけましょう。123457PART4 ● 信頼される人が実践している報告・連絡・相談

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