QDI 7月
6/8

71上顎前歯部2歯並列欠損へのGBRおよび有茎弁歯肉移植での対応症例─Vol.21,No.4,2014595図3‐a GBR後の唇側面観。自家骨を用い十分な高さの骨造成を行うことができた。図3‐b GBR後のX線写真。非吸収性のチタン強化メンブレンをピンで固定しGBRを行った。図3‐c GBR後の咬合面観。反対側同名歯部と対称の唇側形態を得ることができた。図5‐a インプラント埋入後の唇側面観。図5‐b 自家骨と吸収性メンブレンを用いて埋入を行った。図5‐c 暫間補綴物を用いて歯肉形態の評価を行った。1. Saadoun AP, LeGall M, Touati B. Selection and ideal tridimensional implant position for soft tissue aesthetics. Pract Periodontics Aesthet Dent 1999;11(9):1063‐1072.2. Grunder U, Gracis S, Capelli M. Influence of the 3-D bone-to-implant relationship on esthetics. Int J Periodontics Restorative Dent 2005;25(2):113‐119.3. Ziad Jalbout,Gerard Tabourian(著),田中 收(監訳).Glossary of Implant Dentistry─インプラント用語集─.東京:ゼニス出版,2006;141.2~3mm2~3mmGBR2~3mm図4‐c 矢状面から見た連続性。①、②:残存歯との連続性の得られたインプラントポジション。③:連続性が得られていない埋入での骨造成では高い予知性は得られない。①②③図4‐d 審美的な歯肉形態を獲得するための基準となるインプラントポジションと歯槽骨頂の位置3)。3mm3mm2mm2mm2mm2mm4mm4mm3mm3mm5mm5mm2~3mm2~3mm3mm2mm2mm2~3mm2~3mm3mm2mm2mm図4‐a、b 審美的な歯肉形態を獲得するための基準となる水平的なインプラントポジション(a)1、2)。インプラントと周囲骨の関係だけでなく、残存歯周囲の歯槽骨との連続性も重要である。連続性が得られていない骨造成と埋入では、高い予知性は得られない(b)。図4‐a図4‐b

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です