QDI 9月
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71上顎前歯部における乳頭温存術─Socket Shield Techniqueを応用して──Vol.21,No.5,2014767図2‐a 術前正面観。歯牙を歯肉レベルまでカットする。図2‐c インプラントサイズはφ3.8mmと通常のものより少し小さく、さらに固定ができるものを選択し、深度は最終補綴物の歯肉縁より3mm下方へ位置するように埋入を試みた。図2‐d ギャップには骨補填材料として深部にDFDBA、そして上方にはBio-Ossを充填した。図2‐b 埋入窩の形成はインプラントと唇側歯牙との間に1mm以上の距離を保てるようにツイストドリルで行う。その後、オステオトームを3番まで使い、歯槽骨のリッジを増大させることを試みた。図2‐e、f 残存歯質は骨より上方に位置させ、インプラントと骨、歯牙の関係は良好であると考える。

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