QDT10月
5/8

CAD/CAM Aesthetic Ⅱ 筆者がCAD/CAMシステムをラボに導入して3年が経過した。3年前のCAD/CAMシステムは「=ジルコニア」とまで言われるほど、ジルコニア専用のシステムであったと言っても過言ではなく、メタルやアルミナなどのフレームの代替えの材料として脚光を浴びていた。 そのCAD/CAMシステムのひとつであるCERECシステム(シロナデンタルシステムズジャパン)は、チェアサイドでシンプルなオールセラミッククラウンを製作できるシステムとして、日本だけではなく欧米でも広く活用されてきた。しかし、歯科医師が研磨のみもしくは簡単なステインを用いて製作するクラウンを、われわれ歯科技工士はやや冷ややかに見ていたことは事実であろう。筆者もそのひとりであったが、2011年にVITA社からRealLifeというデンティンとエナメルがブロックの中で立体的にデザインされたマテリアルが販売されることになった際、初めて現行のCERECシステムを応用してRealLifeブロックをテFeature article #2山本尚吾art & experience BeR 東京都新宿区市谷薬王寺町75 牛込台ガーデン3FMaterial Classify

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です