QDT11月
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通常、セラミックスの形態修正などにはダイヤモンドポイントなどを使用することが多い。しかし筆者は、ダイヤモンドポイントが本当に最良の選択であるかという質問を受ければ、「用途によっては最良ではない」という結論に達している。この結論は、レイヤリングセラミックスを用いて、円盤状、そして臼歯の咬合面形態を模したテストピースを製作し、それらの表面にセラミックスの試験片をダイヤモンドバーで切削した表面性状拡大セラミックスの試験片をハードカーバイドバーの12枚刃で切削した表面性状拡大セラミックスの試験片をハードカーバイドバーの5枚刃で切削した表面性状拡大セラミックスの咬合面試験片をダイヤモンドバーで切削した表面性状拡大セラミックスの咬合面試験片をダイヤモンドバーで切削した表面性状(×5拡大)セラミックスの咬合面試験片をハードカーバイドバー12枚刃で切削した表面性状拡大セラミックスの咬合面試験片をハードカーバイドバー12枚刃で切削した表面性状(×5拡大)セラミックスの咬合面試験片をハードカーバイドバー5枚刃で切削した表面性状拡大セラミックスの咬合面試験片をハードカーバイドバー5枚刃で切削した表面性状(×5拡大)Diamond Dry PolishDiamond Wet Polish Hard Carbide 12 Dry PolishHard Carbide 12 Wet PolishHard Carbide 5 Dry PolishHard Carbide 5 Wet Polishいかに切削傷を付けないで仕上げれば良いのかを実験し、セラミックス研磨中の発熱・冷却とクラックの発生に因果関係があることを検証できたことから導き出された。もちろん精度の良いダイヤモンドバーを的確な使用法で使用すれば良い結果を得ることが可能なステップもあるため、ダイヤモンドバーをすべて否定するわけではない。

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