QDT 2018年8月号
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「読者が選ぶ、もう一度読みたいあの論文」1976年1月、「クインテッセンス/デンタル・テクノロジー」創刊。1984年4月、通巻100号。1992年8月、通巻200号。2000年12月、通巻300号。2009年4月、通巻400号。そして2017年8月は、「QDT」通巻500号。時代の変化に追随し、最新のトレンドやテクニックを掲載し続けてきた「QDT」。しかし、時代が移りゆく中でも読者の思い出に残る、色褪せない論文がある……。そこで編集部では2016年秋、アンケートおよび独自取材によりそうした論文を選択。結果、2名の著者からの推薦(下の①〜③)、およびアンケートの回答結果(下の④、⑤)により、1980年代から1本、1990年代から合計2本、そして2000年代から1本の論文が選ばれた。いずれも、現在を生きる歯科医師・歯科技工士にとっても共通の課題を含む、あるいは現在では常識となったテクニックの源流となる論文となった。また、それぞれの論文に対して著者本人、もしくは推薦者からのコメントも併せて掲載することで、理解を助けている。当時を知る読者にも、またそうでない読者にもぜひお読みいただきたい論文の数々をご堪能いただきたい。(編集部)QDT通巻500号記念企画 その2①1991年1月号掲載論文「特別企画 明度に焦点をあてた新しいメタル・セラミックス色調表現 天然歯色調表現上の新しい色調概念とバリュー・コンバージョン・システムについて(1)」(山本 眞)②1991年2月号掲載論文「特別企画 明度に焦点をあてた新しいメタル・セラミックス色調表現 天然歯色調表現上の新しい色調概念とバリュー・コンバージョン・システムについて(2)」(山本 眞) (著者本人からのコメントおよび湯浅直人氏による推薦者コメントを掲載)③1992年3月号掲載論文「特別再録 Willi Geller学術講演会 ─Oral Design(全身的審美)の調和を考える─ Willi Gellerによる臼歯部ポーセレン築盛テクニック」(Willi Geller)および「ディスカッション シェード・テイキングと色調の伝達およびその再現法」(Willi Geller/山本 眞/青嶋 仁/片岡繁夫〔司会〕) (小田中康裕氏による推薦者コメントを掲載)④1989年8月号掲載論文「内部ステインテクニックによる個性的色調表現の実際」(青嶋 仁) (著者本人からのコメントを掲載)⑤2006年1月号掲載論文「Rebirth ─新たな口元から伝わる感動と興奮─」(西村好美) (著者本人からのコメントを掲載)CONTENTSおことわり:本企画の印刷にあたっては最善を尽くしておりますが、⑤の西村論文以外は長期保存後の小誌誌面をそのままスキャンして印刷しております関係上、画質の低下および発色の違いがあることをあらかじめご了承ください。また、同様の理由から、当時の表記規則(送り仮名や参考文献の表記法など)およびミスプリント、ならびに著者の所属・連絡先もそのまま再録いたしますこと、何卒ご容赦ください。(編集部)

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