QDT 2017年9月号
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 歯冠修復においてステイニング法の需要は高まってきている。審美領域におけるステイニング法の活用は、以前は多数歯修復が主だったが、現在では条件の揃ったケースにおいては少数歯・単冠修復に応用する場合も増えている。さらには、プレスシステムだけでなく、マテリアルの進歩によりジルコニアのケースでもステイニング法を選択する頻度が高まっている。 ステイニング法のメリットは、レイヤリング法・カットバック法と比較して高強度であり、形態・色調再現をシンプルに行えることである。しかし、ステイニング法の場合はフレーム自体の透光性に大きな影響を受けるため、口腔内環境を把握した上で適切なインステイン材の特性とマテリアルセレクションFeature article #2Light &

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