ザ・クインテッセンス12月
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力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力適応適応適応力適応力適応力適応力適応応力適応適応力適応力適応応適応力力力適応適応応力適応適応力適応適応力適応応力応力応力応力力適応力応応力応力応力応力適応力応力適応力適応力適応力応適応力応力応応応応力応力応力応力適応応応力適適応力適応力応応応応力適応応応応応応力応力適応力応力適応力応力応力応力応力応力適応応力力力応応応応応応適応適応応応応応咬合咬合力適応力力応力応力応力力応力応力力力応力力力応力応力力応力応力応力力力応力応力応力力力応力応力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力応力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力力咬合力適応力咬合力咬咬咬咬咬咬現現現現現現在在在在将来咬咬咬生理的咬的咬合合合合合合病的咬合初診NG年齢咬合parafunction医原性う蝕ペリオ47はじめに 口腔は咀嚼,嚥下,会話といった機能的要素のみならず,審美的な役割をもっており,非常に存在価値の高いものである.その顎口腔系はさまざまな臓器と組織で成り立っており,それらが相互に密に関係し,微妙な平衡を保ってはじめて健康を保つことができる.とくに歯・支持組織(歯根膜,セメント質,歯槽骨),顎関節,および周囲神経・筋は互いに深い関連をもち,われわれにとって治療の対象となる守るべきなじみの深いものである.そして,われわれの仕事はつまるところ,①咬合力に対する“支持力”を回復・維持させること,②そのためにも全身の健康のためにも,それらの組織の疾患を予防あるいは改善させ,健康の回復と維持をすること,といっても過言ではないだろう.そして,これを実現するために,われわれ歯科医師にとってもっとも重要なことは,適切な検査を踏まえた“診断”であり,正しい診断からのみ正しい治療方針や治療ゴールが導き出される.とはいえ,歯科医院を訪れる患者の年齢,抱える疾患・リスク等さまざまで,これら個々の患者の要素を推し量り,診断を下すことは必ずしも容易なことではない.学生教育や卒後研修でも学ぶことが困難な日本の歯科医療制度も原因の1つに挙げられる. 本稿では,歯科治療の診断および治療計画の立案において,もっとも重要なファクターだと思われる「咬合」に主にフォーカスを当て,そのリスクと患者の個別的要素を踏まえた診断法を,その実例とともに解説してみたい.加來デンタルオフィス連絡先:〒870‐0021 大分県大分市府内町1‐6‐10Things to Consider when Designing for Treatment PlanYoshihisa Kaku加來慶久治療計画で考えるべきは何か?── 患者個々の病的変化,時間軸を加味した治療概念の提案キーワード:咬合ストレス,咬合リスク,生理的咬合,病的咬合,時間軸特別企画the Quintessence. Vol.30 No.12/2011̶2669

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