ザ・クインテッセンス2月
3/8

特別鼎談【キーワード】 超高齢社会,多数歯欠損歯列,インプラント支台のパーシャルデンチャー 少子高齢化が進む現代の日本において,欠損歯列は今後しばらくは増加すると予想されており,その治療オプションとして近年,インプラントを支台としたパーシャルデンチャー(Implant Retained/Sup-ported Removable Partial Denture,以下ISPD)が注目を浴びている.しかしながら,臨床先行で,未だ文献的根拠に乏しいことなどからも,手探りの状態で臨床応用されている感は否めない.【企画趣旨】 そこで今回の鼎談では,現時点でのISPDの臨床的指標を得ることを目的に,ISPDの臨床応用に取り組まれてきた研究者,臨床家のお3方に,①ISPDの臨床的背景とその意義,②現時点で得られたISPDの臨床実感,③ISPDのクリニカルクエスチョン,などを議論いただいた.今号では,上記①および②を中心に構成している.××インプラント支台のパーシャルデンチャー前編:その臨床から浮かぶ意義と クリニカルクエスチョン64the Quintessence. Vol.31 No.2/2012̶0310

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です