ザ・クインテッセンス3月
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特別鼎談【キーワード】 超高齢社会,多数歯欠損歯列,インプラント支台のパーシャルデンチャー 少子高齢化が進む現代の日本において,欠損歯列は今後しばらくは増加すると予想されており,その治療オプションとして近年,インプラントを支台としたパーシャルデンチャー(Implant Retained/Sup-ported Removable Partial Denture,以下ISPD)が脚光を浴びている.しかしながら,臨床先行で,未だ文献的根拠に乏しいことなどからも,手探りの状態で臨床応用されている感は否めない. そこで今回の鼎談では,現時点でのISPDの臨床【企画趣旨】的指標を得ることを目的に,ISPDの臨床応用に取り組まれてきた研究者,臨床家のお3方に,①ISPDの臨床的背景とその意義,②現時点で得られたISPDの臨床実感,③ISPDのクリニカルクエスチョン,などを議論いただいた. 今号では,前号(2月号)で議論された①,②を受けで浮かび上がった③のクリニカルクエスチョンについて,その詳細を考察していただいた.××インプラント支台のパーシャルデンチャー後編: そのクリニカルクエスチョンを考える80the Quintessence. Vol.31 No.3/2012̶0560

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