ザ・クインテッセンス2012年4月
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92特別連載外科的歯内療法の考え方とテクニックを学ぶ(前編)外科的歯内療法の位置づけHow to Retreatment外科的歯内療法は,自分で完璧に行ったはずの再治療が失敗したときに行うのが理想である.抜髄処置後打診が残るなどで失敗した場合は,感染の見逃しがないか非外科的に再治療するべきである.根管内に感染がないと思われるのに,根尖透過像が長期に渡り変化がないか,拡大しているようであれば根尖孔外にバイオフィルムが生じ難症例化している可能性が高い.このような場合の再治療は外科的に行うべきである.Retreatment(再治療)●再治療失敗●経過観察①診査・診断②麻酔③切開・フラップ剥離④歯根周囲外科⑤逆根管窩洞形成(必要な場合)⑥逆根管・穿孔部充填(必要な場合)⑦GTR・GBR(必要な場合)⑧縫合外科処置●!the Quintessence. Vol.31 No.4/2012̶0798

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