ザ・クインテッセンス2012年4月

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93外科的歯内療法の前に……Learn the Theory and Technique of Surgical Endodontics 非外科的歯内療法では治癒せず,かつその原因が外科的に除去可能なものだった場合は外科的歯内療法を行う.外科的歯内療法においても原因歯の感染および起炎物質の除去を基本にアプローチしていくことは変わらない. 本稿では,外科的歯内療法を行う際の基本的な考え方と主な手順を次の項目に分けて解説していく.寺内𠮷継(Yoshitsugu Terauchi)神奈川県開業 インテリデント中央林間相模歯科/CT&米国式根管治療センター連絡先:〒242‐0007 神奈川県大和市中央林間3‐3‐1Umi Square2F・3Fキーワード:根管治療,リカバリー,外科的歯内療法大きな根尖性透過像を認める1に対し,まずは正方向の感染根管治療を開始した.根管充填から6か月後も根尖病変の大きさは変化しなかったため,外科処置を行った.▲歯根表面・根尖周囲のバイオフィルム様付着(矢印).根尖を2mmほど切断.▲MTAとその周辺には感染は認められなかった.1.はじめに→P.942.外科的歯内療法を行う前に→P.943.非外科的歯内療法では治らない要因→P.974.歯根周囲外科→P.99(後半は後編・5月号で解説)5.意図的再植法→(後編・5月号)6.外科的歯内療法の臨床例→(後編・5月号)[術前][GP除去][MTAで根管充填][充填後6か月][根尖切除後1年]the Quintessence. Vol.31 No.4/2012̶0799

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