ザ・クインテッセンス9月
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World Journals of 特別編米国発! Stewartの教科書から学ぶインプラント支台のパーシャルデンチャー―― 『Stewart’s Clinical REMOVABLE PARTIAL PROSTHODONTICS』 第9章「Implant-Assisted Removable Partial Denture」(インプラントアシスト可撤性部分床義歯)より*本欄で掲載した『Stewart’s Clinical REMOVABLE PARTIAL PROSTHODONTICS』(Fourth Edition,Quintessence Publishing, Chicago, 2008)第9章「Implant-Assisted Removable Partial Denture」は,Thomas R. Schneid, DMD, MS, FACPおよびPatrick A. Mattie, DDS, MS, FACPによって執筆された. 超高齢社会を迎えた現在の日本において,欠損補綴は今後しばらくは増加すると予想されており,その新たな治療オプションとして近年,インプラントを支台とした部分床義歯補綴が脚光を浴びている.小誌では,本年2月および3月号の2回に渡り「インプラント支台のパーシャルデンチャー」と題して,本補綴法を実践する臨床家,研究者による特別鼎談を行った.この鼎談は大好評を博するとともに,本テーマの臨床についてさらなる情報提供を望む声が数多く寄せられた. そこで本稿では,上記の鼎談でも関連書籍として紹介されていた米国の大ベストセラー『Stewart’s Clini-cal REMOVABLE PARTIAL PROSTHODONTICS』翻訳掲載にあたって(Fourth Edition,Quintessence Publishing, Chicago, 2008)の第9章「Implant-Assisted Removable Partial Denture」を全訳掲載する(本書の概要については,論文末の解説も参照のこと). 本稿によって,本補綴法に対する一層の理解が得られれば幸いである.(編集部)翻訳:小林賢一/鬼原英道*/丸尾勝一郎*(東京医科歯科大学歯学部附属病院総合診療科高齢者歯科学分野,*岩手医科大学歯学部補綴・インプラント学講座)

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