ザ・クインテッセンス1月
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天野敦雄×岡 賢二×村上伸也を学んでいるか?病を科学する』,および長期経過観察がなければ語ることのできなかった歯科疾患の実態の記録である『病因論と時間軸で語るBiology-Oriented Dentistry』が小社より刊行された.この2冊のメッセージは明確である.「21世紀の病因論を知らずして,歯周病を語るなかれ!」 本座談会では,○ 今,歯周病はどこまでわかっていて,何がわかっていないのか○ 臨床医はそれを臨床にどう利用していけばよいのか(サイエンストランスファー)=歯周病に対してどんな向き合い方,見方をするべきか?○ 今後,歯周病のサイエンスはどこに進もうとしているのか?○ 今後のペリオドントロジーの発展における日本の価値について,両書の著者3人に論じていただいた. 最新のサイエンスの臨床へのトランスファー,これが機能したとき,日本の歯周病臨床はさらなる高みに到達できるのではないだろうか.(編集部)天野敦雄(あまの・あつお)大阪大学大学院歯学研究科口腔分子免疫制御学講座予防歯科学分野・教授連絡先:〒565‐0871大阪府吹田市山田丘1‐8村上伸也(むらかみ・しんや)大阪大学大学院歯学研究科口腔分子免疫制御学講座歯周病分子病態学・歯周病診断制御学分野・教授連絡先:〒565‐0871 大阪府吹田市山田丘1‐8

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