ザ・クインテッセンス1月
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超高齢社会に向けた歯科のあり方レシピ~多職種連携を踏まえた医科歯科連携の可能性と限界~牧野真也キーワード:多死時代,多職種連携,医科歯科連携,クリティカルパスA Recipe for Dentistry what it should be to the Super-Aging Society~Possibility and Limittation of the Medical Department Dentistry Collaboration on Many Types of Job Cooperation~Shinya Makinoトヨタ記念病院歯科口腔外科連絡先:〒471‐8513 愛知県豊田市平和町1‐1 医科界はDPC(Diagnosis Procedure Combination:診断群分類別包括制度)導入を契機に,医師を頂点とする古いビジネスモデルから多職種精鋭チーム医療の新しいビジネスモデルに変遷しましたが,歯科界には閉塞感が漂っています.歯科医師が生き残るには,抱える問題を解く情報編集力と違う視点を受容する人間力が欠かせません.本稿を通して1つの歯科界の針路をご提示します.1歯科医療成長への課題2医歯一元論と医歯二元論の狭間で歴史を学ぶ3異なる物差しと出会うことを醍醐味とする歯科医療を目指す4かかりつけ歯科医は,患者さんの願いを 叶えられる総合医の視点をもつ5死を認めない医療はもはや通用しない ~死なせる歯科医療を考える~6クリティカルパスの考え方を取り入れる※ なお本特集と連動する形で,1年間の連載コラム「“群盲象を評す”から学ぶ歯科医療の未来~歯科医院をトータルヘルスケアステーションにするために」がp144~145に掲載されています.あわせてご覧ください.特集3

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