ザ・クインテッセンス4月
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Restorative●エンドの可能性とは●ベーシックとは自己流を捨てること●歯種で異なる解剖学的特徴を知る●オリジナル根管早見表の活用●三次元的に根管を捉える ―ベーシックと最新技術の融合―●cone shift techniqueの応用●コーンビームCT●眼で視るエンド ―なぜマイクロスコープなのか―●難治症例の克服●隔壁法とポストコア●理想的な根管拡大とは? ―手用ファイルかNiTiロータリーファイルか?―●根管洗浄の重要性●根管貼薬に求めるもの●再根管治療のポイント●根管治療のトラブルシューティング ―治りにくい痛みについて―●ラバーダム ●支台築造の考え方●フェルールエフェクト●確実な支台築造を行うには エナメル質のみエッチング●接着を科学する●根管を知る●デンティンボンディング●確実な接着を行うには●ファイバーポストかメタルポストか?●もう長いポストは要らない!●シランカップリング処理●修復治療における構造学的要件●支台歯形成●審美修復治療の目的を知る●失敗の原因●予知性の高い治療を目指す●1本の歯に徹底的にこだわる●全体のまとめ2月号(Physiology)4月号(Structure)5月号(Function)6月号(Esthetic)1月号(Anatomy)3月号(Biology)●根管充填で大切なこと ―いつ行うのか?―●ラテラルかバーチカルか?●エンドから見た 理想的なポストコアとは?●根管充填材はどこまで残すべきか?●ポストコアはどこまで形成するか?提供:デンツプライ三金EndodonticsRestorative●ラバーダム ●支台築造の考え方●フェルールエフェクト●確実な支台築造を行うには エナメル質のみエッチング●接着を科学する●根管を知る●デンティンボンディング●確実な接着を行うには4月号(Structure)東京都開業 Team 東京 ノブレストラティブデンタルオフィス*Team 東京 橋爪エンドドンティクスデンタルオフィス連絡先:〒104‐0028 東京都中央区八重洲2‐5‐6 KBYビル2F1本の歯にこだわる北原信也/橋爪英城*Persistency of Single Tooth Treatment Part 4. Reliable Abutment Construction歯列のなかで歯を使う可否を決定するためにも,1本の歯の確実な治療ステップを押さえる必要がある.修復治療の目的は,審美・機能・構造・生物学的調和の4つであり,どれも欠くことができないが,なかでも根管治療~支台築造は歯の構造をつくる重要な要件になろう.本稿では,1本の歯の基礎を構築する支台築造の考え方とステップを再確認する. インプラント治療が隆盛を極める昨今では,歯を残す治療への努力が薄れてきたと感じる.たしかにインプラント治療は20世紀最大の歯科革命の1つだが,これは最終手段だと理解して診断と治療を考えなければならない.そのうえで,私たちは口腔内全体のバランスを考慮して治療計画を立案すべく,その全体像から1本の歯を考えなければならず,またはじめに第4回 確実な支台築造を考える連載チームアプローチで170the Quintessence. Vol.33 No.4/2014—0904

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