ザ・クインテッセンス2015年3月
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“睡眠時無呼吸症候群”時代は医科歯科連携!理解できていますか? 本当は怖い睡眠時無呼吸症候群の現状 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome;SAS)が,睡眠中に気道が閉塞し無呼吸が起こる病気だということはご存じの方も多いと思われる.この病気により,夜間十分に睡眠がとれず日中眠気が起き,仕事の作業効率が低下したり,交通事故を引き起こしたりすることが,近年社会問題として報道されるようになった.そのため,バス会社等では運転手に対し睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査を行う取り組みも始まっている. しかし,歯科医療においてはどうであろうか.2004年に睡眠時無呼吸症候群の治療用口腔内装置が保険適応となり10年が経過したが,睡眠時無呼吸症藤沢市民病院連絡先:〒251‐8550 神奈川県藤沢市藤沢2‐6‐1矢島康治Let's Get More Understanding of Obstructive Sleep Apnea SyndromeYasuharu Yajimaキーワード:睡眠時無呼吸症候群,閉塞性睡眠時無呼吸症候群,オーラルアプライアンスFEATURE特 集 2はじめに64the Quintessence. Vol.34 No.3/2015—0508

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