ザ・クインテッセンス 2015年6月
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年齢階級別歯科患者推計数要介護者の口腔状態と歯科治療の必要性図1 70~74歳を境目にその後は外来患者数が急速に低下している(参考文献1より引用改変).図2 要介護者の約9割は何らかの歯科治療が必要であるのに対し,実際,歯科受診をした要介護者は約27%にすぎず,要介護高齢者における歯科医療の需要と供給に差があることを示している(参考文献2より引用改変).180160140120100806040200推計患者数(千人)年齢階級0歳1~4歳5~9歳10~14歳15~19歳20~24歳25~29歳30~34歳35~39歳40~44歳45~49歳50~54歳55~59歳60~64歳65~69歳70~74歳75~79歳80~84歳85~89歳90歳以上要介護高齢者における歯科医療の需要・供給体制の間に差があるしかしながら実際に歯科受診した要介護者は 約27%要介護者の 約9割 は何らかの歯科治療が必要(対象:要介護者368名 平均年齢81歳)歯科治療および専門的口腔ケアどちらも必要(53.3%)歯科治療必要(21%)専門的口腔ケアのみ必要(15.2%)どちらも必要なし(10.5%)歯科医が求められること43the Quintessence. Vol.34 No.6/2015—1149

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