ザ・クインテッセンス 2017年1月
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われわれは何をすべきか?オーラルフレイル新春対談FEATURE特 集 2 超高齢社会の現在,「オーラルフレイル」の対応は歯科界にとって喫緊の課題である.しかし,当事者である歯科医療従事者もまだ「オーラルフレイル」についてよく知らない場合が多く,国民への啓発活動とともに,歯科医療従事者に対する正しい情報発信が不可欠である. そこで本対談では,「オーラルフレイル」の提唱者である飯島勝矢先生に,その概念や目的を改めてご紹介いただくとともに,口腔解剖,基礎の立場から「オーラルフレイル」をどう捉えるかについて阿部伸一先生にご解説いただき,これから歯科医療従事者が「オーラルフレイル」に向き合う際に着目すべきポイントについて,対談を通して探っていただいた. (編集部)東京歯科大学解剖学講座連絡先:〒101‐0061 東京都千代田区三崎町2‐9‐18*東京大学高齢社会総合研究機構連絡先:〒113‐8656 東京都文京区本郷7‐3‐1 工学部8号館609号室阿部伸一/飯島勝矢*企画趣旨56the Quintessence. Vol.36 No.1/2017—0056

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