ザ・クインテッセンス 2017年4月
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卒後3年以内にマスターしたい!大分県開業 やよい歯科医院連絡先:〒876‐0111 大分県佐伯市弥生井崎1542‐3須呂剛士連載ベーシック臨床写真講座第4回 口腔内撮影用ミラーに求められる条件口腔内撮影用ミラー 口腔内という限られた空間のなかで,被写体である歯や歯肉を規格性を保ちつつ画像に収めるには,それなりの工夫が必要である.口腔内撮影用ミラーは,直接では正しいアングルで撮影できない口腔内の被写体を写し,その写った像で正しいアングルを得るために用いる.筆者が5枚組の規格写真撮影時に使用しているミラーは,上下の咬合面観撮影用,臼歯部の側方面観撮影用の2種類のみである(図1). 今回は,多数発売されているミラーのなかから,どのようなミラーを選べばよいのかという選択のポイントと,ミラー使用時に知っておいてほしい基礎知識について解説する.■筆者が使用しているミラーはこの2枚!図1 筆者が口腔内撮影に使用しているミラーは,咬合面観用と側方面観用の2種類.この2枚があれば5枚組の規格写真が撮影できる.172the Quintessence. Vol.36 No.4/2017—0842

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