ザ・クインテッセンス 2017年12月号
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特 別 座 談 会CTスクリーニングの実際放射線専門医と連携する意義企画趣旨 一般の歯科医院にも普及が進むCBCT.日本ではインプラント治療や歯内療法における画像診断に用いられることが多いと思われますが,その撮影したCT画像データを放射線専門医に送信し,顎顔面領域の病変をスクリーニングしてもらい,その情報を患者さんにフィードバックすることで,患者さんの全身の健康にも寄与しようという取り組みが,今回紹介する“CTスクリーニング”です. そこで本座談会では,米国の放射線専門医とすでに連携をしている先生方にご登場いただき,CTスクリーニングの意義と連携の実際について紹介いただきながら,今後の展開を含めディスカッションしていただきました.日本だけでなく米国でもまだ取り組みが少ないとされるこのCTスクリーニングですが,超高齢社会を迎え医療連携の重要性が叫ばれる日本においては,歯科医院や患者さんに新たな価値を提供するものになるかもしれません.(編集部)Douglas Bennクレイトン大学顎顔面口腔放射線学教授/フロリダ大学名誉教授宮本貴成米国開業/クレイトン大学歯周病科主任 教授築山鉄平福岡県開業 つきやま歯科医院代表連絡先:〒811-1302 福岡県福岡市南区井尻5-25-6SPEAKER’S ARTICLE第8回 日本国際歯科大会2018Eホール10/5(FRI)午後SPEAKER’S ARTICLE第8回 日本国際歯科大会2018Bホール10/6(SAT)午後Teppei Tsukiyama, Takanari Miyamoto, Douglas BennExploring New Direction of Interdisciplinary Care : Cone Beam Technology and Oral Maxillofacial Radiologistキーワード:CTスクリーニング,放射線専門医110the Quintessence. Vol.36 No.12/2017—2640

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