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  • 進化する口腔内スキャナー完全ガイド 2020/2021
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    別冊 ザ・クインテッセンス

    進化する口腔内スキャナー完全ガイド 2020/2021

    著者: [監著] 山羽 徹 [監著] 丸尾勝一郎
    A4判変型 / 108ページ / 2020-02-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0735-3
    定価 5,500円(本体 5,000円+税10%)
    クイントコード:16980
    モリタコード:208040696
    • チラシの価格表記は発行当時のものです。
    各社口腔内スキャナーのランニングコストがわかるクラウドサービス一覧表付き!
    現在、デジタルデンティストリーは大きな進化を遂げている。なかでも、各メーカーがこぞって開発を進め、日々進化を遂げているのが口腔内スキャナーである。 本書では、口腔内スキャナーの登場・普及までの過程から、基本的な使い方、臨床応用までについて特集した。また、各メーカー担当者による製品説明、ユーザーによる臨床プレゼンテーションを網羅。日々進化する口腔内スキャナーの現在地を詳解する。

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お問い合わせ」より、【お名前・郵便番号・ご住所・電話番号】をご入力いただき、【雑誌名・年号数・冊数】を明記の上お申し込みください。
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【オンデマンド版について】


1.オンデマンド版とは

弊社ホームページ会員様向け限定のサービスです。
絶版の書籍で、お客様からのご要望が多いものをオンデマンド印刷で製作いたします。
これによって、これまで重版・復刊できなかった書籍がお求めいただけるようになりました。


2.ご注文にあたっての注意

・ご要望を受け製作いたしますので、注文後のキャンセル及び返品はできません。
・品質的に従来の書籍とは異なる場合がございます。
・製品の性質上インターネットによる販売(クレジットカード or 代引き)に限定させていただきます。


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このたび、絶版となった書籍をオンデマンド版という形で、お客様にご提供するサービスを開始いたしました。オンデマンド版希望カウンターとは、お客様のニーズをお知らせいただき、小社にて次のオンデマンド版作成に向けての参考にさせていただくものです。

お客様がカウントアップされた書籍の販売が開始されますと、ご登録メールアドレスへ「販売開始お知らせ」メールをお送りいたします。ぜひこの機会にご利用くださいませ。

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【オンデマンド版について】

1.オンデマンド版とは

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2.ご注文にあたっての注意

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・品質的に従来の書籍とは異なる場合がございます。

・製品の性質上インターネットによる販売に限定させていただきます。

評者:宮﨑 隆(昭和大学副学長,統括研究推進センター長)

 近年,歯科界においてもデジタル機器の利用が飛躍的に進み,デジタルデンティストリーという用語が一般的になってきた.当初は検査機器あるいは歯科技工分野での実用化が進められたが,口腔内スキャナーの普及が進められ,歯科臨床全般へのデジタル化が期待されている.デジタル化はネットワークによるグローバル化でもある.わが国では医薬品や医療機器の安全性は薬機法で管理されており,新しいデジタル医療機器の利用には制限があったが,口腔内スキャナーは「デジタル印象採得装置」としてクラスⅡに分類され,国際的に利用されている機器が日本で販売できるようになった.世界の歯科界はデジタルをキーワードに,今までにない成長を始めており,国内では日本デジタル歯科学会(発足時は日本歯科CAD/CAM学会)が昨年10周年を迎え,奈良で国際大会を併催して盛大に開催された.CAD/CAM冠の保険収載の枠も広がりつつあり,口腔内スキャナーについても今回の保険収載は見送られたが臨床医の間で関心が高まりつつある.
 このような状況下で,本書には現在日本の臨床で使用可能な口腔内スキャナー7 機種について,企業からの最新情報に加えて,ベテランの臨床医による臨床応用のヒントが満載されているので,これから口腔内スキャナーを導入しようと考えている臨床医には大いに参考になる.とくに,巻頭の山羽徹先生と丸尾勝一郎先生による「口腔内スキャナー50年の軌跡と2020年最新のワークフロー」の総説はぜひとも一読をお勧めする.口腔内スキャナー開発の歴史や現状に関する解説はもとより,口腔内スキャナーによる光学印象の利点と課題,さらには臨床における得意な分野と現状で苦手な分野を臨床の立場から公平に解説している.臨床医が口腔内スキャナーを導入する際の課題の1 つであるコストパフォーマンスに関しても,インプラント単独症例の比較ではあるが費用を提示しており興味深い.また,Digitization(アナログをデジタルに変換すること)とDigitalization(デジタルワークフローにより可惜な利益や価値を生みだす)にも言及されているが,確かにこれまでのCAD/CAMは従来のアナログで製作した補綴装置をデジタル機器で製作する範疇にとどまっていた.今後は真のDigitalizationを目標に,デジタル歯科を発展させる時期になったといえる.本書を活用して,多くの臨床医が今後の歯科医療に夢をもってほしい.

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