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  • よくあるケースでイチからわかる!開業医のための歯科訪問診療算定ガイド

    絶版

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    よくあるケースでイチからわかる!開業医のための歯科訪問診療算定ガイド

    依頼があっても困らない 保険の知識と請求例
    著者: [編] 湯島保険診療研究会訪問部会 [編集委員] 大泉 誠 [編集委員] 小澤健一 [編集委員] 戸原 玄 [編集委員] 増田一郎 [編集委員] 森末裕行 [編集委員] 渡辺 泉
    A4判 / 104ページ / 2020-11-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0778-0
    定価 4,070円(本体 3,700円+税10%)
    クイントコード:17450
    モリタコード:208040746
    • チラシの価格表記は発行当時のものです。
    カルテをベースに算定の実際がよくわかる! 訪問依頼時に役立つ保険入門
    高齢化が進み、来院できなくなった患者に訪問診療を頼まれるケースが増える中、できるだけ対応したいと考える歯科医師は少なくない。一方、準備や体制、保険請求等の懸念から踏み出せない場合もある。本書は、メインは診療室だが可能な範囲で訪問診療も手がけたいような歯科医師を主な対象に、義歯の調整や痛みの訴え等よくある事例のカルテをもとに歯科訪問診療の基本的な算定についてやさしく解説。依頼時に役立つ医院必携の1冊。

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評者:小笠原浩一(東京都・ヴィナシスデンタルクリニック)

 高齢社会が進み,今まで通院できていた患者が歩行困難になったりして来院不可能になるケースが増えてきている.そのような患者から,歯が痛む,歯肉が腫れた,義歯が合わないなど,さまざまな症状で歯科訪問診療を依頼される場合が多くなっている.従来は地域の歯科医師会で行っている歯科訪問診療事業にお願いすることがほとんどであったが,最近の診療報酬改定で「かかりつけ歯科医機能強化型診療所」の施設基準に歯科訪問診療が導入され,一般歯科診療所も歯科訪問診療を実施せざるをえない時代となってきている.ではいざ歯科訪問診療を始めようとした場合に,どのような器材が必要なのか,届出は必要か,保険請求はどうする等々,さまざまな疑問がでてくるがそれらをすべて解決してくれるのが本書である.
 本書は4 つの章からなっている.「第1 章 歯科訪問診療の敷居を下げる そこが知りたいQ&A」では,まず歯科訪問診療のインセンティブに始まり,歯科訪問診療に必要な機器・器材の説明,歯科訪問診療を始めるにあたっての届出,医療保険と介護保険の関係について,そして介護保険の請求方法,最後にどのような講習やトレーニングが必要で,どこで習得できるかなどをQ&A形式でわかりやすく解説している.
 「第2 章 来院困難となった患者の自宅に訪問して引き続き診療をしたい」では,かかりつけ歯科医として一番多いと思われる在宅患者のケースを17事例挙げて詳細に解説している. はじめに患者個々のプロフィールを患者が受診に至る背景について説明し, 続いてその処置内容を,本書の姉妹書『歯科保険請求2020』と同様に,カルテ記載形式で詳細に記述している.また歯科訪問診療において算定できる,さまざまな処置およびその算定要件などは,別に図表などを用いて詳細に理解しやすく解説している.
 「第3 章 施設や病院に入所・入院することになった患者の訪問診療を行いたい」では,まず介護保険施設に入所している患者に対する事例を,その訪問先で診療する人数(単独,もしくは多人数)別に歯科衛生士が単独で訪問歯科衛生指導を行う場合も含めて説明し,つぎに病院に入院した場合について, そのシチュエーション別に解説している.
 「第4 章 専門的な対応が必要な患者に訪問診療を行うことになったら」では,摂食嚥下障害患者,舌がん患者,肺がん患者について3 事例を,専門医との連携対応も含めて解説している.さらに巻末資料として歯科訪問診療にかかわる各施設基準や算定項目なども掲載されている.
 本書は『歯科保険請求2020』の編集に携わり,歯科訪問診療に精通している先生と,東京医科歯科大学の戸原玄教授により編集されていて,歯科訪問診療に関する事項はほとんど網羅されている.したがって,これから訪問歯科診療を始める先生のみならず,すでに実施している先生にもおすすめできる1 冊である.

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