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  • よくあるケースでイチからわかる!開業医のための歯科訪問診療算定ガイド 2022年改定対応版
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    よくあるケースでイチからわかる!開業医のための歯科訪問診療算定ガイド 2022年改定対応版

    依頼があっても困らない 保険の知識と請求例
    著者: [編] 湯島保険診療研究会訪問部会 [編集委員] 大泉 誠 [編集委員] 小澤健一 [編集委員] 戸原 玄 [編集委員] 増田一郎 [編集委員] 森末裕行 [編集委員] 渡辺 泉
    A4判 / 112ページ / 2022-08-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0892-3
    定価 4,290円(本体 3,900円+税10%)
    クイントコード:18530
    モリタコード:208040860
    • チラシの価格表記は発行当時のものです。
    令和4年度改定の新版完成! 歯科訪問診療の算定はこの1冊でバッチリ対応
    2022年4月の診療報酬改定に対応した改訂新版。主に一般開業医に向けて、義歯の調整・修理等のよくあるケースを中心に、歯科訪問診療の基本的な算定についてやさしく解説するコンセプトはそのままに、今改定の知っておきたいポイントや、口腔細菌定量検査、在宅総合医療管理加算、通信画像情報活用加算等の新規事例を巻頭収載した。来院できなくなった患者の訪問診療を頼まれる機会が増える中、依頼を受けた際に役立つ、医院必携の一冊。

【本誌のご注文方法】


お問い合わせ」より、【お名前・郵便番号・ご住所・電話番号】をご入力いただき、【雑誌名・年号数・冊数】を明記の上お申し込みください。
代引き(送料一律660円)にてお送りいたします。

【オンデマンド版について】


1.オンデマンド版とは

弊社ホームページ会員様向け限定のサービスです。
絶版の書籍で、お客様からのご要望が多いものをオンデマンド印刷で製作いたします。
これによって、これまで重版・復刊できなかった書籍がお求めいただけるようになりました。


2.ご注文にあたっての注意

・ご要望を受け製作いたしますので、注文後のキャンセル及び返品はできません。
・品質的に従来の書籍とは異なる場合がございます。
・製品の性質上インターネットによる販売(クレジットカード or 代引き)に限定させていただきます。


【オンデマンド版希望カウンターとは?】


このサービスは、会員様限定のサービスとなります。
このたび、絶版となった書籍をオンデマンド版という形で、お客様にご提供するサービスを開始いたしました。オンデマンド版希望カウンターとは、お客様のニーズをお知らせいただき、小社にて次のオンデマンド版作成に向けての参考にさせていただくものです。

お客様がカウントアップされた書籍の販売が開始されますと、ご登録メールアドレスへ「販売開始お知らせ」メールをお送りいたします。ぜひこの機会にご利用くださいませ。

※・これはご予約ではなく、また購入を確約していただくものではありません。
 ・諸事情により、オンデマンド版作成ができない場合もありますので、ご了承ください。


【オンデマンド版について】

1.オンデマンド版とは

出版社が在庫を持たず、お客様からのご注文のつどに制作をする出版のことです。これによって、これまである程度の需要がなければ重版・復刊できなかった絶版本が、お求めいただけるようになりました。


2.ご注文にあたっての注意

通常の書籍とは異なりますので、以下のことにご注意ください。

・完全受注生産ですので、発注後のキャンセルはできません。

・品質的に従来の書籍とは異なる場合がございます。

・製品の性質上インターネットによる販売に限定させていただきます。

評者:中島孝至 (東京医科歯科大学歯学部非常勤講師)

 日本が全人口に対し65歳以上の高齢者の比率が21%以上となり超高齢社会とよばれるようになった2007年以降,高齢化率は毎年増加しており,2021年9月には29.1%と過去最高を記録している.
 また,1989年に厚生省(当時)と日本歯科医師会が提唱し,啓発活動を始めた8020(ハチマルニイマル)運動(80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという運動)により2016年には全国調査で51%の達成率が報告され,わが国が世界に誇れる長寿社会における健康寿命を延ばすなかで大いに喜ばしい結果となっている.しかし一方で,平均寿命と健康寿命の間には10年程の差が生じており,これらのことから通院できない介護を必要とする患者が大きく増加しているのも現実である.
 歯科の分野においては,本人による口腔管理ができない状態の患者,すなわち歯周病やう蝕に苦しむ患者が増加することを意味し,われわれ歯科開業医が診療所での治療から患者の自宅や施設等に出向いて治療を行うことが求められる時代になったことを認識しなくてはならない.
 そのときにぜひ手に取ってもらいたいのが本書である.2020年に刊行し,2022年に第2版を出版するはこびになったのは,実にていねいに歯科訪問診療の初心者からスキルアップしていく,各ステップに応じた症例を適切に示しながらわかりやすい解説がされており,患者やその家族からのいかなる申し出に対しても十分に対応できる内容になっていることが多くの読者に支持されたからにほかならない.
 第1章では,初めての歯科訪問診療の基礎知識をQ&A形式で,開業医の不安な気持ちに寄り添いながら歯科訪問診療に必要な事項,心構え,器材,医療保険や介護保険のしくみなどを解説している.
 第2章では,今まで通院してくれていた患者が通院困難な状態になった場合の対応について,比較的取り組みやすい義歯の調整・修理・新製の事例から徐々に高度な治療事例へと進み,患者が急変した場合や歯周病の継続治療等,ほぼ患者の自宅での歯科訪問診療で想定されるあらゆる事例が網羅されている.
 第3章では,患者が施設に入所した場合,病院に入院した場合の対応について請求が難しいとされている介護保険との関係について詳しく説明がされている.

  第4章では専門的な対応が必要になった患者を例にした専門医との連携の方法,周術期の口腔機能管理のケースの説明がされている.

 第2版では直近の介護保険や医療保険の改定の内容も反映されている.また新しく巻頭企画として口腔細菌定量検査(新設項目)や施設基準が緩和された在宅療養支援歯科診療所2におけるICT加算(新設項目)についてもわかりやすく解説されており,大いに評価したい.
 本書は,まさに歯科訪問診療のマニュアル本として珠玉の一冊であるといっても過言ではない.

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