新聞クイント2016年12月(お試し版)
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2016年12月10日(土) 第252号3 今月のニュース大 学 10月8日(土)、九州歯科大学講堂(福岡県)において、口腔保健・健康長寿推進センター開所記念式典(九州歯科大学主催、西原達次理事長・学長)が開催された。本式典は、全国初となる摂食嚥下分野などにおける歯科口腔保健に関する先進的教育・研究拠点として、「口腔保健・健康長寿推進センター」を設置したことにともない、開所記念として開催されたもの。 第一部の開所式では、西原達次氏(九州歯科大学理事長・学長)、山崎建典氏(福岡県副知事)による挨拶の後、中尾正幸氏(福岡県議会議長)、田口円裕氏(厚生労働省医政局歯科保健課課長)、村岡宜明氏(日本歯科医師会専務理事)、長谷宏一氏(福岡県歯科医師会会長)による来賓祝辞が披露された。また、村岡氏の基調講演に引き続き、西原理事長・学長および大渡凡人氏(口腔保健・健康長寿推進センター教授)によるセンター概要説明が行われた。 第二部の連携協定調印式では、九州歯科大学と地域の6歯科医師会(北九州市、門司、小倉、戸畑、若松、八幡)の連携協定が締結された。 今後、本センターでは歯科医師、歯科衛生士などを対象とした摂食嚥下障害および全身疾患を有する患者の口腔機能向上に関する実践的教育を展開していくとのこと。 超高齢社会を迎えたわが国において、口腔ケアや口腔機能の保持・向上など歯科医療の重要性がますます高まるなか、専門人材の育成が急務といえる。今後、本センターのような教育・研究拠点および地域の歯科医院との連携が全国各地に広がっていくことに期待したい。全国初、口腔保健・健康長寿推進センターを設置九州歯科大学開所記念式典で挨拶を行う西原達次理事長・学長。辞を代読したほか、海外からの参加者代表としては、Dr. H. W. Haase(Quintessenz Verlags-GmbH)が登壇し、華を添えた。 歓談の後、中締めとして塚本耕二氏より感謝の辞が述べられ、100周年を祝うにふさわしく和やかな雰囲気のなか、幕を閉じた。 日本の歯科業界におけるリーディングカンパニーとして、歯科医療の明日を切り拓き、人々の健康に貢献し続けるモリタ社の今後のさらなる活動に注目したい。 今月のニュース企 業主催者を代表して挨拶する森田晴夫氏。 10月14日(金)、ウェスティン都ホテル京都(京都府)において、モリタ創業100周年感謝の会(株式会社モリタ・森田晴夫代表取締役社長、株式会社モリタ製作所・塚本耕二代表取締役社長)が、国内外から約400名の参加者を集めて盛大に開催された。 本会は、歯科医療器材の輸入商社として1916年に創業されて以来、初心である「奉仕の心」を胸に、医療発展を通して人々の健康で笑顔あふれる社会づくりを目指してきたモリタ社が、創業100周年の節目に感謝の気持ちを込めて開催したもの。オープニングでは、2016年に開催された伊勢志摩サミットの会場装花を担当した笹岡隆甫氏(華道家・未生流笹岡家元)によるいけばな・笛パフォーマンスなど、京都の伝統文化の情緒あふれる催し物が行われた。 その後、主催者を代表して森田晴夫氏は、これまで歴史を振り返りながら感謝の気持ちと今後の展望などを述べた。つづいて、来賓祝辞では柳川忠廣氏(日本歯科医師会副会長)が堀憲郎氏(日本歯科医師会会長)の祝創業100周年感謝の会を盛大に開催株式会社モリタ 今月のニュース企 業デンタルプラザOSAKAグランドオープン記念講演会株式会社モリタ終日にわたり、歯科界を代表する歯科医師5名の講演が行われた。 今月のニュースひ と三宅宏美さん(左)、松坂桃李さん。リフティング部選手兼任コーチ)、松坂桃李さん(俳優)が表彰された。また、一般から募集したスマイルフォトコンテストでは、全国から5,281点のとびきりの笑顔写真が寄せられ、審査委員長の浅井愼平氏(写真家)らによって選出された8点の作品が表彰された。この中からグランプリに、岸本浩加さん(岡山県)の作品が選出された。 主催者を代表し、堀 憲郎会長は「これからも笑顔のあふれるさらなる健康長寿社会を目指して、歯科医療の充実を目指していきたい」と挨拶をした。 その後のトークセッションでは、司会者からの「今年一番のベストスマイルは?」との質問に対して、三宅さんは「崖っぷちで挑んだリオ五輪で銅メダルをとったときは自然と笑顔がでました」と清々しい笑顔で答え、「いい歯やいい笑顔を保つために心がけていることは?」との質問に対して、松坂さんは「歯科医院へ定期的に通っています」とベストスマイルで答えた。 なお、昨年の“著名人部門”では、土屋太鳳さん(女優)、松岡修造さん(プロテニスプレイヤー)が受賞している。ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016開催著名人部門に三宅宏美さん、松坂桃李さん 11月8日(火)、シャングリ・ラホテル東京(東京都)において、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016授賞式(公益社団法人日本歯科医師会主催、以下、日歯、堀 憲郎会長、株式会社ロッテ協賛)が開催された。本賞は、8020運動の一環として、毎年11月8日の“いい歯の日”に、もっとも笑顔が素敵な各界の文化人・著名人を対象に、全国約65,000名の日歯会員の投票によって表彰するもの。 23回目となる今年の“著名人部門”では、三宅宏美さん(いちごウエイト 11月3日(木)、株式会社モリタデンタルプラザOSAKA100周年記念ホール(大阪府)において、デンタルプラザOSAKAグランドオープン記念講演会(株式会社モリタ主催)が「口腔のケアが全身疾患を救う」をテーマに開催された。 会場では、森田晴夫氏(株式会社モリタ代表取締役社長)による挨拶の後、福西一浩氏(大阪府開業)による講演が行われた。氏は安易な抜歯に対して警鐘を鳴らすとともに、根管治療の成功率向上に寄与する歯科用コーンビームCT(CBCT)とマイクロスコープの臨床応用について、症例を供覧した。 続いて、米澤大地氏(兵庫県開業)の講演では、包括治療においてクラス分類による診断の重要性を説くとともに、矯正治療後の結果を予測したインプラント埋入ポジションと矯正治療のタイミングについて、示唆に富む内容が展開された。 午後の部では、瀧野裕行氏(京都府開業)が2001年から手がけた50ケースのインプラント治療を供覧。審美的結果を得るために必要不可欠な硬・軟組織のマネジメントの重要性について解説がなされた。 続いて、中田光太郎氏(京都府開業)による講演では、氏が得意とする根面被覆処置のテクニックとともに多数のケースが紹介された。 最後に、上田秀朗氏(福岡県開業)がLongevityを実現するための必要十分条件を示しながら、エンド、ペリオ、補綴、基本治療の精度の重要性を強調。また、Parafunctionの長期症例も供覧し、豊富な臨床経験が披露された。2016年新作コレクション発売中!カタログ請求はFAXまたはE-mailで!おしゃれ白衣 便利な試着システム 詳しくはWEBで!なかい歯科 義歯インプラントほてつ研究所(院長 中居伸行)〒604-0916 京都市中京区要法寺前町724-1 TEL 075-252-1020URL http://www.ndo-kyoto.jp/E-mail info@ndo-kyoto.jp/担当:楠田歯科医師(2名)募集【採用条件】常勤(経験不問)・非常勤(今すぐ歓迎・応相談)【給与】研修終了1年目 35万円、2年目以降 40~100万円【待遇】週休2.5日、残業ほぼなし、夏・冬休暇有、昇給年2回【厚生・福利】社保完備、セミナー研修補助、専門医取得支援【勤務時間】 月・火 8:45~13:00/14:00~19:30水・金 8:45~13:00/14:00~18:30、土8:45~13:00【勤務地】京都市中京区(地下鉄 京都市役所前 3分、京阪 神宮丸太町 10分)【その他】 一般保険診療からフルマウスリコンストラクションまで、経験と実力に応じ、あらゆる症例を経験できます。スキルに不安がある方もお気軽にご相談ください【応募方法】お電話にてご連絡ください。見学歓迎いたします

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