新聞クイント2017年4月(お試し版)
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2017年4月10日(月) 第256号3 今月のニュース企 業 今月のニュース社 会学歯学部口腔病理学講座教授)が「口腔病理学から観たASEAN経済共同体後のアジアにおける歯科医療への日本的戦略役割」と題して登壇。前田氏は、ASEAN諸国における口腔病理診断の現状と課題について解説。医療格差を解消するための口腔病理学教育の標準化や、口腔病理医の育成する環境づくりへの支援の重要性を挙げた。 講演後の質疑応答では会場から質問が寄せられ、両氏がわかりやすく説明する様子も見られるなど盛会となっていた。 3月9日(木)、コンファレンススクエアエムプラス(東京都)において、「~歯科医学・歯科医療から国民生活を考える~第7回歯科プレスセミナー」(一般社団法人 日本私立歯科大学協会主催、井出吉信会長)が開催された。本セミナーは、主に一般マスコミ向けにこれからの歯科が担う役割の大きさや魅力について広く伝えようというもので2010年より開催され、今回で7回目を迎えている。 会場では井出会長による開会挨拶の後、長谷川博雅氏(松本歯科大学歯学部部長、口腔病理学講座教授)による講演「お口の中のあんな病気、こんな病気」が行われた。冒頭、長谷川氏は口腔疾患の病理診断を行う口腔病理医について紹介しながら、う蝕や歯周病以外の口腔粘膜疾患について多数の症例を供覧。また、注意が必要な口腔がんの予備軍として「扁平苔癬」をはじめとする潜在性悪性疾患について言及。高齢化にともなう口腔がんの急増についても触れ、歯科の定期健診によるがんの早期発見・早期治療を訴えた。 つづいて、前田初彦氏(愛知学院大第7回歯科プレスセミナーを開催(一社)日本私立歯科大学協会講演終了後の質疑応答での長谷川博雅氏(左)と前田初彦氏。 今月のニュース大 学講師を務めた佐々生康宏氏。 今月のニュース同窓会吸症候群(SAS)の事例を紹介し、その基礎知識について解説。SASの病態分類として、中枢性、閉塞性、混合性の3つがあるが、なかでも気道が物理的に閉塞して空気が通らなくなる“閉塞性”がほとんどであることから、歯科がアプローチできると強調。どのようなメカニズムで閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)が生じるのか、イラストや動画を通してわかりやすく解説した。 また、OSASに対する治療法として、根本治療と対症療法を紹介し、対症療法であるCPAP療法や睡眠時無呼吸用マウスピース(Oral Appliance:OA)の利点・欠点、OAの適応症の判断から、実際の製作法までを具体的に紹介。OSASに対する治療は医療連携が必須であることから、いかに歯科が行うべきことを医科側にきちんと伝えられるかが連携のキーであると述べ、それによって歯科医療が人の生活を支えることにつながるとした。 講演後には具体的な質問が寄せられるなど、終始盛況となった。佐々生康宏氏を招聘し、第489回臨床談話会を開催大阪大学歯学部同窓会 3月5日(日)、大阪大学歯学部記念会館(大阪府)において、大阪大学歯学部同窓会学術委員会(同窓会会長:谷口 学氏、同窓会学術委員長:小野木裕蔵氏)による第489回臨床談話会が、本学同窓生でもある佐々生康宏氏(山口県開業)を講師に迎え、「開業歯科医が行う睡眠時無呼吸治療―地域医療を進めるために―」のテーマのもと開催された。 佐々生氏はまず冒頭で、現在、社会的な問題にもなっており、日本で約300万人いるとされる睡眠時無呼3Shape社とのグローバル販売契約を締結ストローマンAG3shape社の口腔内スキャナー。 3月9日(木)、ストローマン・ジャパン株式会社(東京都、嶋田 敦代表取締役社長)は、Straumann AG(バーゼル、スイス)が口腔内スキャナーの世界的リーディングカンパニーである3Shape A/S社(コペンハーゲン、デンマーク)とのグローバル販売契約が締結したことを発表した。 このたびの契約締結によって、インプラントを軸としたデジタルデンティストリーのトータルソリューションとして、3Shape社が有する口腔内スキャナーなどの関連製品がストローマン社の製品ポートフォリオに追加された。これにより、診査診断および印象採得から最終補綴までの一連のソリューションを歯科医療従事者に提供することが可能になった。 従来の印象採得から口腔内スキャナーを利用した光学印象採得に置き換わることで、デジタルデンティストリーを推進していくことができるようになり、インプラントのみならず、天然歯への対応もより容易になるとのこと。 本システムは、きたる3月21日(火)にケルン(ドイツ)で開催される世界最大の歯科展示会「International Dental Show 2017」において発表される予定。問い合わせ先ストローマン・ジャパン株式会社TEL:03-6858-1188(代表)Email:info.jp@straumann.comRankings by Subject 2017」を発表した。 2017年は、新しく「Anatomy & Physiology」「Hospitality & Leisure Management」「Sports-related Subjects」「Theology, Divinity & Religious Studies」の4分野が追加されて46分野となった。分野別ランキングでは、2015年版から新しく追加された歯学分野で東京医科歯科大学が日本第1位、世界第3位となっており、大阪大学が日本第2位、世界第26位にランクインしてい 3月8日(水)、英国の世界大学評価機関であるQuacquarelli Symonds(クアクアレリ・シモンズ、以下、QS)は、分野別QS世界大学ランキング「QS World University る。以下、歯学分野の世界上位10大学を示す。第1位:香港大学(香港)第2位:ミシガン大学(米国)第3位:東京医科歯科大学(日本)第4位: キングス・カレッジ・ロンドン(英国)第5位:ハーバード大学(米国)第6位: ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)第7位: カロリンスカ研究所(スウェーデン)第8位: Academic Centre for Dentistry Amsterdam(オランダ)第9位: ルーベン・カトリック大学(ベルギー)第10位: イェーテボリ大学(スウェーデン) なお、各分野のランキングの詳細やランキング算出の手法、各大学情報はQSのWEBサイト「QS TOP UNIVERSITIES」(www.topuniversities.com/university-rankings)をご参照いただきたい。東京医科歯科大学、歯学分野で日本第1位、世界第3位の高評価分野別QS世界大学ランキング2017 カタログ請求はFAXまたはE-mailで!おしゃれ白衣 便利な試着システム 詳しくはWEBで!無料DENTAL NAVI歯科ナビ学会・講演会・研修会・セミナーへ行こう学学歯科医療従事者向けの待望のアプリが誕生!!待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生!!!!!!!!歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの主な機能プッシュ通知機能検索機能カレンダー機能お気に入り登録機能学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せる学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せるバージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!

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