新聞クイント2017年5月(お試し版)
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2017年5月10日(水) 第257号3 今月のニュース社 会 今月のニュース国 試 3月17日(金)、厚生労働省は第110回歯科医師国家試験の合格者を発表した(かっこ内は前回のデータ)。受験者数は3,049名(3,103名)、合格者は1,983名(1,973名)、合格率は65.0%(63.6%)となった。 新卒者では、受験者数1,855名(1,969名)のうち、合格者は1,426名(1,436名)となり、合格率は76.9%(72.9%)。既卒者では、受験者数1,194名(1,134名)のうち合格者は557名(537名)となり、合格率は46.6%(47.4%)となった。 男女別合格者の推移では、受験者数は男性1,952名(1,984名)、女性1,097名(1,119名)となった。合格者数は男性1,204名(1,183名)、女性779名(790名)となり、男女別合格率は男性が61.7%(59.6%)、女性が71.0%(70.6%)となった。合格者1,983名、合格率65.0%第110回歯科医師国家試験 今月のニュース企 業件を上回る応募デザインは、デザインの専門家で構成される58名の審査員が厳正な審査を行い、モリタ社の「プロダクト」は「製品の利点、セールスポイント」の点で今回の受賞となった。 iF International Forum Designは、ドイツでもっとも長い歴史をもつ独立したデザイン団体で、1953年より毎年すぐれたデザインを選出し「iFデザイン賞」を授与している。賞は、プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア/建築、プロフェッショナルコンセプトの7分野で構成されており、iFのロゴはすぐれたデザインの証として広く認知されている。 3月13日(月)、株式会社モリタ(大阪府、森田晴夫代表取締役社長)は、歯科用デジタルパノラマ・セファロ・CT X線撮影装置「ベラビューX800」が、国際的に権威のある「iFデザイン賞2017」において金賞を受賞したことを発表した。今回受賞した「ベラビューX800」はプロダクト分野での受賞となった。数々の先進機能に加え、クリーンで洗練されたデザインが世界で高く評価された。歯科用X線装置としては初の金賞受賞となる。 53の国・地域から集まった5,500IDS2017(ドイツ)で行われたデモンストレーションの様子。 今月のニュース企 業AR(拡張現実)およびVR(仮想現実)技術を融合・発展させたもので、仮想空間のCG(コンピュータグラフィックス)画像を見ながら、現実空間の実習模型に治療を行う点が大きな特長である。 ヘッドマウントディスプレイを装着すると、搭載されたカメラが実習模型の口腔内や患部の映像を捉え、神経や血管の位置・形状などの情報をCG画像として重ねることで、肉眼では確認できない患部を傷つけないように治療するトレーニングができる。術者の経験に頼るのではなく、さまざまな情報を活用し、よりリスクが少なく安全な治療を行うトレーニングを積むことができる。臨床現場での将来的な活用を見据え、音声やジェスチャーでのUI(ユーザインタフェース)コントロールにも対応しているとのこと。 なお、本システムは3月21日から25日にかけてケルン(ドイツ)において開催されたThe 37th International Dental Show(IDS2017)でデモンストレーションが行われ、多くの来場者の関心を集めた。MR技術を活用した歯科治療教育システムを発表株式会社モリタ 3月17日(金)、株式会社モリタ(大阪府、森田晴夫代表取締役社長)とソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(東京都、酒谷正人代表取締役社長)は、MR(複合現実)技術を活用した歯科治療シミュレーションシステムを開発したことを発表した。 本システムは、歯科医師である窪田努氏(京都府開業)、芳本 岳氏(京都府勤務)による監修のもと、歯学教育現場で行われる歯科治療のトレーニング用に開発された。MR技術とは、05001,0001,5002,0002,5003,0003,5004,000第110回第99回第100回第101回第102回第103回第104回第105回第106回第107回第108回第109回0102030405060708090100受験者数合格者数合格率(%)(人)歯科医師国家試験合格者数の推移。厚生労働省の資料をもとに編集部作成。ベラビューX800、「iFデザイン賞2017」金賞を受賞株式会社モリタiFデザイン賞金賞受賞「ベラビューX800」。写真左より、塚本耕二氏(株式会社モリタ製作所代表取締役社長)と受賞式でトロフィーを授与される森田晴夫氏。今回の承認によってフッ化物配合歯みがきのさらなる普及につながるか(写真はイメージ)。フッ化物配合歯みがきの濃度、上限拡大を承認厚生労働省 3月17日(金)、厚生労働省はフッ化物を配合した薬用歯みがきの上限を1,500ppm(0.15%)とする高濃度のフッ化物配合の薬用歯みがきを医薬部外品として承認したことにともない、フッ化物を配合する薬用歯みがきの使用上の注意に関する通知を都道府県宛に発出した。また、日本歯磨工業会(濱田和生会長)は「高濃度フッ化物配合薬用歯みがきの注意表示等について」の自主基準を作成し、同日付で会員各社に周知した。 今回の通知では、フッ素濃度が1,000ppm(0.1%)を超え1,500ppm以下の高濃度フッ化物配合の薬用歯みがきの使用に関して、(1)6歳未満の子どもには使用を控えること、(2)6歳未満の子どもの手の届かない場所に保管すること――などを直接容器に記載することで、消費者への注意喚起を求める。 これまで日本の薬用歯みがきの承認基準は、フッ素として1,000ppm以下とすることが定められていたが、今回の承認によって1,000ppmから1,500ppmの歯みがきについては、6歳未満の子どもは使用不可となった。 欧米をはじめとする海外で採用されている国際基準と同じフッ素濃度の1,500ppmを上限として配合された製品が今回承認されたことで、今後は日本の歯科市場においても高濃度のフッ化物配合薬用歯みがきが販売されることになる。 近年、日本では小児のう蝕が減少する一方で、加齢を含めた歯肉退縮による高齢者の根面う蝕が増加傾向にある。高濃度のフッ化物配合歯みがきの今後の動向に注目したい。無料DENTAL NAVI歯科ナビ学会・講演会・研修会・セミナーへ行こう学学歯科医療従事者向けの待望のアプリが誕生!!待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生!!!!!!!!歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの主な機能プッシュ通知機能検索機能カレンダー機能お気に入り登録機能学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せる学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せるバージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!歯科医院・歯科技工所と求職者をつなぐ専門求人サイト求人に関するお問い合わせは、広告課まで TEL 03-5842-2274歯科Q人検索詳しくは・・・歯科業界専門の求人サイトでかんたんに求職 !!PC・スマートフォンからアクセス!!〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目2番6号 クイントハウスビル

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